舞台俳優・劇団員になるための学校、スクール、養成所

大規模劇団に入るためのスクール

日本を代表する大規模劇団といえば、「宝塚歌劇団」と「劇団四季」です。

宝塚歌劇団の場合

宝塚歌劇団に入団できるのは、宝塚音楽学校を卒業した人に限られます。

また、入学試験が受けられるのは中学卒業から高校在学中までで、応募資格には「容姿端麗で、卒業後宝塚歌劇団生徒として舞台人に適する方」と明記されています。

試験方法には筆記試験などはなく、1次試験は面接、2次は面接・歌唱・舞踊、3次は面接・健康診断。いかに実技と志に重きを置いているかがうかがえる内容になっています。

劇団四季の場合

厳しい書類選考の後にオーディションが行われ、合格者のみ劇団四季研究所の研究生として、1年間さまざまなレッスンを受けることができます。

応募資格は年齢、性別、国籍を問わず、才能と実力さえあれば応募することが可能です。

毎週月曜日から土曜日までレッスンがあるため学業と両立することはできず、アルバイトも時間を限定せざるを得ません。

卒業試験に合格すると出演候補者として劇団に残ることができるものの、劇団四季の舞台へ出演するにはさらに劇団内でのオーディションを勝ち抜く必要があります。

大学、専門学校

4年制大学の演劇学科や演劇系の専門学校では、あらゆるジャンルに対応できる本格的な演技力・表現力を身に付けるためのレッスンが行われます。

舞台やミュージカルの専攻、個人指導が受けられるゼミなど、個々に合った学びが特徴。

プロダクションとの提携があり、在学中から舞台や映画、ドラマなどに出演するチャンスが開ける学校もあります。

俳優養成所

劇団ひまわり、明治座などの中堅の劇団や大手俳優プロダクションには俳優養成所を持っているところが多くあります。

演劇論よりも実践を重視した指導を行い、仕事やアルバイト、学校がある人でも通いやすい柔軟な受講時間が設けられているのが特徴です。

在学中でも各種オーディションを受ける機会がある他、優秀な卒業生は劇団やプロダクションと所属契約を結び、舞台や映像作品に出演することができます。