バスガイドに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

バスガイドに向いている性格・適性

社交的で明るい人

バスガイドは、ツアーに参加するお客さまを楽しませることを念頭に置いて仕事をします。

お客さまを笑顔にするためには、社交性が高く、明るい性格を備えている人が望ましいです。

なぜだか周りの人も元気にできるような雰囲気をまとった人は、バスガイドに向いています。

「人を楽しませたい」という気持ちが強い人

いつでもお客さまを楽しませ、ツアーの品質をよりよいものにできるバスガイドは、勤務先からもお客さまからも高い評価を得られるでしょう。

おもてなしの精神を常に抱き、どうすればお客さまに喜んでもらえるか、どういったことが求められるかを考えて、実践できる人が望まれます。

勉強熱心な人

バスガイドがお客さまを楽しませるためには、観光地での濃密な説明が欠かせません。

その知識は日ごろの勉強で培う必要があるため、勉強熱心であることは、バスガイドの大事な適性の一つであるといえます。

観光地の歴史や見どころだけでなく、周辺の風土や方言などの地方の特色など豊富な知識を備えておくと、お客さまからのさまざまな質問にも慌てずに答えられるようになるでしょう。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

バスガイドに必要なスキル・能力

観光地の知識

前述のとおり、バスガイドは観光地をガイドするために、その歴史や見どころなど、関連するさまざまな知識を蓄えておく必要があります。

大学で「観光学」「歴史」などを学んでおけば、就職後に有利にはたらく可能性が高いです。

バスガイドになってからも勉強を続けることは欠かせません。

丁寧な言葉遣いと立ち居振舞い

バスガイドは、丁寧な言葉遣いや立ち居振る舞いが求められます。

基本的なビジネスマナーだけでなく、バスガイドとしてお客さまに常に見られていることを意識して緊張感を保ち、ツアー中、いついかなるときでも上品さや優雅さを感じてもらえるように心がける必要があります。

もちろん、フランクで気さくなバスガイドも好まれるでしょうが、それは、あくまでも言葉遣いや動作に丁寧さがあってのことです。

言動が雑だったり、下品だったりする人はお客さまに不快な印象を与えてしまいます。

体力・タフさ

バスガイドの仕事は、見た目の優雅さとは裏腹に、体力が必要とされる仕事でもあります。

また、多くのお客さまからのさまざまな要望に応え続けることによるストレスにも耐えなければなりません。

体力・精神力ともに必要な仕事であるため、タフな人ほどバスガイドとして頑張っていけるでしょう。

バスガイドに向いていないのはどんな人?

コミュニケーションが苦手な人

バスガイドの仕事は、長時間にわたってお客さまと接し続けることになります。

最低限の情報を伝えればよいという仕事でなく、時には「ユーモアさ」も求められる仕事であるため、バスガイドにはコミュニケーション能力の高さが求められます。

たくさんの人と接することがあまり好きじゃなかったり、苦手だという人には、バスガイドの仕事は苦痛に感じる場面が多くなるかもしれません。

ネガティブな人

バスガイドは、ときにお客さまの前で失敗をしてしまうこともあります。

言葉がスラスラと出なかったり、声がひっくり返ってしまったりして、笑われることもあるでしょう。

しかし、その一つひとつをあまりネガティブに捉えずに、反省すべきことはして、次に生かすことを前向きに考えるほうが大切です。

高い給料ばかりを期待する人

バスガイドの仕事は、一般的に、それほど多くの収入を得られるわけではありません。

月給だと20万円を下回ることが多く、多い人でも年収500万円クラスにとどまります。

どれだけキャリアを重ねても、とび抜けた高年収は目指しにくい職業です。

「とにかくお金を稼ぎたい!」と思う人は、別の仕事を探したほうがよいかもしれません。