バスガイドの話し方・訓練

地道な発声練習からスタート

バスガイドは、いつでも巧みな話術でお客さまを楽しませています。ただ情報をそのまま伝えるだけではなく、声のトーンやリズム、間などを上手に使って、心地よい喋りを繰り広げています。

バスガイドならではの上手な話し方は、入社後に研修を受けて身に付けていきます。最初は緊張や照れがあってなかなかうまく話せないものですが、毎日発声練習を続け、先輩の話し方を真似ることで、少しずつ上達していきます。

また、バスガイドはただ決まった台本をそのまま読むだけではなく、その日のお客さまに合わせて、演出や話し方も変えているそうです。

お年寄りが多ければいつもよりもゆっくり話したり、海外のお客さまには日本の歴史を多く伝えたりと、状況に応じた柔軟な対応が求められます。

どんなときでも忘れてはならないのは、お客さまの立場になって話すことです。おもてなしの心があれば、少しくらい間違えても怒られることはありません。

社内研修の例

話し方のほかにも、バスガイドは日々訓練や勉強を重ねています。

たとえば、ツアー中にお客さまが突然急病になったり、怪我をしてしまう可能性もあります。そのような場合に備え、各観光バス会社では定期的に社内で救急救命講習を実施し、バスガイドが最低限の対応をできるようにしていることが多いです。

また、サービスに関する研修を実施する会社もあります。お客さまに質の高いサービスを提供できるよう、マナーや言葉遣いに関する指導も厳しく行われます。

ユニークなものとしては、歌唱指導があります。バス内ではご当地ソングを歌う機会もあるため、歌を覚えて上手に歌えるように練習するのです。

大手の観光バス会社になればなるほど、このような研修体制は充実しているようです。

仕事体験談