バスガイド中村 香菜美さん

1987年9月20日生まれ。鹿児島県出身。高校卒業後、株式会社はとバスへ新卒入社。以来、バスガイド職として豊富な経験を積み、現在は後輩の指導にあたるトレーナーとしても活躍中。2015年3月現在、現職10年目。

座右の銘:十人十色

HP:株式会社はとバス

中村さんが、外国人のお客さまのガイドをすることもあるのでしょうか?

外国人のお客様に対しては、「通訳案内士」の国家資格を持った専門ガイドが担当します。ですから、私たちのような一般のバスガイドが、外国のお客さまにガイドをすることはありません。

ちなみに、最近ではお客さまにGPSがついたイヤホンをつけていただき、特定のスポットに到着すると、対応した言語でガイドが流れるような機器も導入されています。

これから先、バスガイドの仕事や業界はどう変化していくと思いますか?

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やはり、2020年の東京五輪の影響は大きいと思います。

国内外問わず東京に訪れる人の数はますます増えると思いますし、現在でもすでに、富士山や箱根に行くと、外国の方の数の多さに圧倒します。

「外国の方のガイドはしない」といっても、はとバスの乗り場では、外国人観光客に話しかけられることもよくあります。

最近では、ちょっとした外国語での日常会話くらいは、できるようにならないといけないなと実感しています。

中村さんご自身の、今後の目標を教えてください!

私は2年前から、バスガイドをしながらトレーナーとして後輩ガイドの教育にも携わっています。

私自身、バスガイドの仕事が大好きで誇りを持っているので、後輩たちにもこの仕事の素晴らしさを伝え、お客さまに感動を与えられるようなガイドを多く育てられるようになりたいです。

最後に、バスガイドの仕事に興味を持っている方に向けて、メッセージをお願いします。

バスガイドは、1日1日がドラマみたいな仕事です。

同じ日は二度とやってきませんし、まったく同じ仕事もありません。お客さまから教わることも多く、仕事を頑張るうちに視野見聞が広がり、コミュニケーション能力がとても高くなります。

失敗したり、叱られて泣いたりすることもありますが、それよりも楽しいこと、うれしいこと、幸せなことのほうが倍以上。

いろんな人と出会って人を元気にしたり、みんなを楽しませたいと思う方は、ぜひ頑張ってこの仕事を目指してください。

(取材・文:石原 桃子)

仕事体験談