ブリーダーの給料・年収

働き方によって給料は変わる

一言でブリーダーといっても、コンテストやショーに参加して受賞を目指す本格的なブリーダーから、サイドビジネスとしてブリーダー業を行う人、また趣味の延長で動物を繁殖し、販売しているブリーダーまで、さまざまな人がいます。

働き方によって、収入の面でも働き方によって大きなバラつきがあります。

就職した場合の収入の目安

ブリーダー業を営む一般的な企業に就職した場合の給与の例です。もちろん一例ですので、これより多い場合もあれば、少ない場合もあります。

・20代前半で月収18万円前後、年収220万円
・30代前半での平均年収は400万円〜500万円

動物を扱う業界で働く方たちは、一般職に比べると賃金が安いといわれているようです。

トップブリーダーが活躍する企業では、社会保険や寮などを完備しているところもあります。また、適切な繁殖の知識や、独立を視野に入れたブリーダーとしてのノウハウを学ぶこともできるでしょう。

しかしながら、中には必要な届出を行わないまま営業していたり、法律違反のブリーディングを行っていたり、数を産ませるために適当な繁殖を繰り返すような悪質なブリーダーも存在し、社会問題となっています。

何よりも、倫理面で問題のない企業への就職を考えましょう。

開業した際の収入

独立開業すれば、企業に勤めるよりも稼げるのではないか?と考える人もいるかもしれません。

しかし、実際には扱う動物の種類や数によって、収入は左右されることになります。また、繁殖のためには経費がかかるため、販売した動物の売上すべてが収入になるわけではありません。

たとえば犬を扱う場合、

・年に1回のワクチン、狂犬病予防接種
・エサ、トイレやシャンプーなどのケア用品
・雄犬がいない場合の繁殖費用
・出産費用(定期検診なども含む)

などの経費が必要です。

これは、親となる犬が雄1匹・雌2匹在籍している場合です。

各雌犬が1年に2回出産しますが、3匹ずつ出産すると年間で12匹の子犬が産まれます。その子犬たちを10万円で販売すれば120万円の売上になります。そこから必要経費を引いた分が収入になるというわけです。

独立すれば毎月決まったお給料がもらえるわけではないため、企業に勤めるより不安定な面があるといえますが、逆に開業しているメリットもあります。

たとえば、ペットホテルとしてのサービスも提供したり、トリマーさんを雇ってトリミングサロンを併設することが可能ということです。

自分の生活スタイルにあった働き方をしたいという人や、結婚や出産後、育児をしながらでも仕事ができるというのは開業の最大のメリットになります。

いずれにせよ、ブリーダーとして大きく稼げるのはほんの一握りのトップブリーダーだけです。いきなり独立するのではなく、まずは知識や経験を積むことから考えていくとよいでしょう。