プロボクサーの仕事内容

取得したライセンスによって出場できる試合が決まる

プロボクサーの仕事は、リングでボクシングの試合を行うことです。

ボクシングは、拳にグローブを着用し、パンチのみによって攻撃する格闘スポーツです。パンチによる攻撃範囲は、相手の上半身前面と側面に限られています。

プロボクサーとして日本で試合を行うには、日本ボクシングコミッション(JBC)のライセンスを取得する必要があります。

プロテストに合格すれば、まずC級ライセンスが取得できます。C級ライセンスをもっていると4回戦(4ラウンド制の試合)に出場できます。勝利数によってB級、A級と上がっていき、B級では6回戦(6ラウンド制の試合)、A級では8回戦(8ラウンド制の試合)以上に出場できます。

試合は1ラウンド3分間、1分間のインターバルで行われます。

年間の試合数は3〜5試合

年間の試合数は、3〜5試合です。

ボクシングの試合では頭や内臓への負担が大きいため、日本では試合終了後2週間経たなければ、次の試合に出場できない決まりになっています。

また、KOやTKOされたボクサーは、試合後90日間を経過しなければ、次の試合に出られません。さらに、4連続負け、3戦連続KOまたはTKOされたボクサーは、120日間を経過しなければ次ぎの試合に出場できません。

こうした試合間隔に関する決まりがあったり、ボクサーの体への負担を考え、現在では、年間の試合数は3〜5試合程度となっています。

自分の体重に敏感になることもボクサーの仕事

試合は、ボクサーの体重によって17階級(女子は団体によって異なる)に分かれています。試合の前日に計量があり、制限体重内におさまっていないと、正式な試合とは認められません。

選手によっては、体重を制限内におさめるため、厳しい食事制限と激しいトレーニングによる過酷な減量をすることもあります。

そのため、プロボクサーは、日頃から自分の体重を量り、わずかな増減にも敏感なことも仕事のうちです。

日々のトレーニングも大事な仕事

日々のトレーニングも仕事のうちです。ボクシングは1対1の戦いで、KO勝ちをめざすスポーツです。

まずは、ボクシングの攻撃と防御の基本を身につけることが大切ですが、その後は、それぞれの技術や駆け引きを磨くトレーニングが欠かせません。

1ラウンド3分間ずつ何ラウンドも戦うのは、見る以上に体力が必要です。最後まで戦い抜くための持久力も日頃から養っておく必要があります。

実力があって人気が出てくると、マスコミ界や広告界からも注目され、新聞や雑誌の取材、テレビ番組やイベント、広告への出演などが増えてきます。

ボクシングの人気を高めるためにも、マスコミやイベントへの出演は大切な仕事です。