貿易実務検定の合格率・難易度

貿易実務検定の概要

貿易実務検定は、1998年に第一回試験が実施された民間資格です。2013年3月までに、約10万人が出願しました。

貿易実務に関する民間資格の中では、一番メジャーな検定・資格といえます。

貿易実務検定には、C級、B級、A級の3つの級があります。A級が最上級で、2015年には新A級としてリニューアルされました。

C級は毎年5回、B級は3回、A級は2回、試験が実施されます。会場は全国主要都市10か所となっており、受験に便利な体制が整っています。

貿易実務検定の出題項目

貿易実務検定のC級は、貿易実務を始めて1年〜3年以上の人に向いている級とされます。基本的な業務をこなすための用語や業務の流れなどの知識を問います。

具体的な出題項目は、貿易と環境、貿易経済知識、貿易の流れ、貿易金融、貿易書類、貿易法務、通関知識、貿易保険、外国為替、商業英単語、英文解釈となっています。

B級もまた1〜3年以上の実務経験者を対象としていますが、C級の出題項目にクレーム、貿易マーケティングの2項目が加わります。

A級は、貿易実務においてより高度な判断ができる3~4年以上の経験者を対象としています。B級の項目に貿易税務、英作文が加わります。

各級の近年の合格率と難易度

2014年と2015年の各級の合格率は以下の通りです。(その年の合格率の最低値と最高値)

C級

2014年 55.10%~65.60%
2015年 52.80%~63.80%

B級

2014年 41.00%~62.20%
2015年 42.20%~47.30%

A級(2015年からは新A級)

2014年 34.30%~46.60%
2015年 25.80%~31.00%

合格基準点は、C級が2科目の合計160点(80%)を基準として試験委員長の定める点、B級は3科目の合計210点(70%)を基準として試験委員長の定める点、A級は各回毎の基準点(3科目の合計)、となっています。

C級がおおむね50%以上から60%以上の合格率で推移しており、比較的難易度が低いことが見てとれます。

B級は各回により合格率に幅があるようです。

A級は、2015年に新A級としてリニューアルされてから、かなり合格率が下がりました。試験自体の難易度が上がったと考えることができます。