美容師の就職先の選び方

希望のイメージを具体化すること

ひとくちに美容室といっても、実際には多種多様な美容室があります。

そのなかから、自分に合う就職先を見つけ出すためには、まず自分がどのような美容師になりたいのか、どのような環境にいれば目標に近づけるのかという明確なビジョンを持つことが大切です。

以下、イメージを具体化するためのいくつか重要事項をピックアップしていきます。

・お客さまの年齢層
・お店の規模
・お店の得意とする技術(カラーリスト、ヘアーショー、メイク、エステ、ネイル、トータルビューティーなど)
・立地場所
・給料体系や労働条件
・サロン内での将来性
・サロンの雰囲気(競争が激しいのか、アットホームかなど)
・サロンオーナーの考え、経営方針

上記については、自分の考えを持っておいたほうがよいでしょう。

このほかにも、イメージはできるだけ具体化するほうがよいですが、就職先の美容室が自分の希望と沿っていなくても落ち込むことはありません。

希望とは違う場合、また別の視点から物事を見たり考えたりすることができますし、あらゆる体験は美容人生に取って大きな糧となります。

また、自分の希望にそぐわないからといって、その美容室が自分に合っていないというわけではありません。

最初からすべての条件が思い通りということはまずないので、それも一つ頭に入れておくとよいでしょう。

海外で活躍する

最近ではあまり珍しいことでもなくなってきましたが、海外で仕事をしたり、活躍の場所を国内外に広げていったりする美容師もいます。

世界を知ることは大変意義のあることで、素晴らしい美容人生のひとつだといえるでしょう。ただし、注意も必要です。

たとえば、海外希望の美容師で、「ニューヨークか、パリで仕事がしたい」というような話をよく耳にします。

志高く、異文化も自分の中に吸収することはよいことですが、ここでの問題はニューヨークなのか、パリなのかはっきりしていないという点です。

ニューヨークスタイルと、パリスタイルはまったく異なりますし、言語や文化も違います。

憧れだけで行ってしまうと、何を目標に続ければいいのか戸惑ってしまうでしょうし、長く続けることや何かを学び取ることが難しくなります。

活躍の場所をどこにするかは自分次第で選びやすい業界ですが、はっきりとした信念をもって挑んだほうが、学ぶものも多くなるでしょう。

仕事体験談