女性の美容師のキャリアパス・結婚後の生活

女性の美容師の現状

近年では労働者不足もあり、時間が不自由な子育て中の美容師でも積極的に雇う企業が増えています。

育児中の働き方としては、お店のオープンもしくはお昼前後から18時までなど、保育園や幼稚園で預かってくれる時間に合わせて仕事を切り上げられるアルバイト・パート契約を結ぶケースが多いようです。

ただし、正社員のように十分な福利厚生を受けることは難しく、給料は時給や完全歩合制で働くことが多いようです

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女性の美容師の強み・弱み

女性美容師は、女性のお客さまと女性独特の会話ができることが最大の武器でしょう。

メイクや美容の話など、実体験を交えながら話すことができるため、十分に信頼を勝ち取るきっかけになります。

また、新規のお客さまで男性スタイリストに抵抗がある方も多いため、初見で指名を得られることも多々あるでしょう。

最近では、出産を機に一度退職した女性美容師が、再び現場に復帰するケースも多く見受けられます。

お客さまのなかにも子育て中の方は多くいるため、自分の経験を踏まえた気遣いや言葉がけが、お客さまの信用を得る要因の一つにもなるようです。

弱みとしては、女性も男性と同じ仕事内容をこなさなければいけないことです。

美容師は立ち仕事で長時間勤務にもなりやすいため、体力面できついと感じることがあるかもしれません。

美容師の結婚後の働き方・雇用形態

大きな美容室で働いている場合

規模の大きな企業(美容室)で勤めている場合は、育児休暇の制度があります。

育児休暇中は働かなくても給料が支払われますし、結婚・出産後は決まった時間だけの出勤に切り替えるといった柔軟な働き方も可能でしょう。

ブランクがある場合

結婚・出産などで一時的に現場を離れ、ブランクがある美容師も多くいます。

自分で固定客を多く持っている場合には、面貸しでフリーランスとして働くのが最も適していると言えるでしょう。

面貸しの特徴は、自分の好きな時間に予約を受けることが可能になるため、自分のペースで施術ができ、値段設定も自由にしやすいということです。

ただし、材料費の実費負担やセット面の使用時間で料金が発生する場合など、お店によってシステムが違うため、注意が必要です。

自由な時間に仕事をしたい場合

家族との時間を大切にしたい人や長時間労働を避けたい人は「業務委託型サロン」で働くことを考えるとよいでしょう。

業務委託型サロンは、都内や大きな都市に多く存在し、時間拘束がないこととお店が集客してくれるため、固定客を持っていなくても入客しやすいことです。

さらに完全歩合制となっているところが多いため、働いた分だけ給料がもらえるというメリットがあります。

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美容師は子育てしながら働ける?

美容師は子育て中だからといって、仕事ができないわけではありません。

特に美容師は人材不足気味の状態となっており、身近に働き場所を見つけることは、以前に比べれば容易になっています。

「キッズサロン」など子どもをメインにした美容室も増えており、子育て経験がある美容師は、ある程度年齢を重ねても美容室からの需要はあります。

美容師は女性が一生働ける仕事?

美容師は、自分の腕さえあれば体力が続く限り一生働ける仕事です。

結婚・出産で一時的にブランクがあったとしても、スキルさえあれば再就職は比較的容易といえます。

また、アルバイト・パートや面貸し・業務委託などさまざまな働き方があるため、自分や家族のライフスタイルに合った仕事の仕方を選ぶことができます。