美容師のアシスタント時代は大変?

アシスタントの位置づけ

美容師は、アシスタント時代が大変といわれることが多いようです。たしかに、美容師のアシスタントはかなり大変です。

アシスタントの仕事は、先輩であるスタイリストのヘルプ作業がメインになりますが、雑用のような美容とは直接的な関係のない仕事も任されることが多くあります。

ここでは、アシスタントの何が大変なのか、詳しく見ていきましょう。

アシスタントが大変な理由

出勤は一番先、退勤は一番後

美容師の世界は個々の「技術」で評価されます。その技術は、練習をして身につけるしかありません。

しかし、営業時間中は基本的にお客さまのための仕事をします。自分の練習は営業時間外に行うしかありません。

したがって、技術が不足しているアシスタントは、技術を体得するために朝早くから練習をして、営業終了後は遅くまで練習することになります。

手荒れがひどい

アシスタントが任される最初の仕事としてシャンプーがあります。

1日に何十人ものお客さまをシャンプーすることもあり、どれだけ肌にやさしいシャンプーを使っていても、肌が弱い人はお湯で油分が取られ、手荒れが進むことになります。

給料が低い

生産性のないアシスタントは、とにかく給料が低くなりがちです。

少ないところでは手取りの初任給が10万円、アシスタントリーダーになっても20万円を下回ることが多いようです。

お客さまと深く関わることが難しい

アシスタントはどうしてもヘルプ作業に回るため、スタイリストのように、長い時間一人のお客さまと関わることが難しくなります。

話をするにしても短時間で自分を売り込む技術を体得する必要があります。

ただし、アシスタントでも十分に関係を築く人もいます。どうすればお客さまに信頼していただけるのか意識することもひとつの勉強といえます。

自分がすべて担当できないフラストレーション

美容師を目指す以上、自分で1から10まで担当したいと思うのは自然なことでしょう。

しかし、自分の技術が追い付かないために、シャンプーだけ、ブローだけといった一部分しか担当できないのはもどかしさを感じます。

このように、アシスタント時代は苦労が多いのは確かです。

また、アシスタントを卒業しても練習や雑用が一切なくなるわけではありませんが、自分ができるようになるだけ、味わえる喜びの重さが一段と変わってきます。

ぜひアシスタント時代を乗り越え、美容師としての本当の喜びを掴み取りたいものです。

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