美容部員をやっていてよかったこと(体験談)

執筆者:ミヤ 36歳 女性 経験年数3年

深い美容知識を得られること

美容部員をしていてよかったこととして、まず美容に関する知識が身に着いたことが挙げられます。

たとえば皮膚の構造。

角質層がラップ1枚分の薄さしかないと知らないままだったら、「お手入れをがんばらなきゃ」とばかりに強い力でこすりすぎて、傷付けていたかもしれません。

ピーリングジェルが流行ったころには、肌をボロボロにしていたでしょう。

水分と油分のバランスについて知らなかったら、ずっと自分はオイリー肌だと信じ込んで間違ったお手入れを続け、ますます油性肌化が進んで悩んでいたかもしれません。

マッサージの方法やメイクのコツなど、何でもネットで情報収集できてしまうような世の中ですが、実際に見て触れて、繰り返し繰り返し練習して身につけた知識は、一番確実で安心です。

毎年数えきれないほどの新製品が発売されようと、肌構造の知識やエステティック技術は不変です。

美容部員時代に学んだ知識は、退職した今でも私の財産です。

色々な人との出会いが自分を育てる

この仕事は、同期、先輩後輩、他社の美容部員、お店のスタッフ、お客さまなど、多くの出会いがあります。

・悩んだときにはいつも心の支えとなってくれる心優しい同僚
・頭のてっぺんからつま先まで、気品のある美しさに満ち溢れている憧れの先輩
・もっとメイクが上手になりたいと人知れず勉強を重ねる努力家の後輩
・一緒にいる周りの人達までハッピーな気持ちになってしまうような、心優しく朗らかなスタッフさん
・80歳を超えてもきれいでありたいと、杖をつきながらご来店くださるお客さま

もちろん良い出会いばかりではありませんが、「自分もこの人みたいになりたい」と思える素晴らしい方とたくさんめぐり会うことができました。

素敵な人の良いところはどんどん取り入れて、もっと魅力的な人間になりたいと努力する…。これが本当の意味での自分磨きではないかと思います。

美容部員は、さまざまな人に刺激を受けて、外見が磨かれるだけでなく内面も成長していける、とても素晴らしい仕事です。

美容部員という仕事を通じて身につけたものは、一生の宝となるでしょう。