派遣の美容部員

百貨店やショップの化粧品カウンターで仕事をする

これから美容部員を志す人の多くは、まず化粧品メーカーの正社員になる道を考えるでしょう。

ですが、メーカーに就職する方法だけではなく、派遣会社に雇われて化粧品メーカーに派遣されるというルートでも、美容部員として働くことはできます。

派遣の美容部員の勤務先となるのは、全国の百貨店や大手ショッピングセンター、ドラッグストア、専門店などの化粧品カウンターです。

メーカーの制服を着て、カウンセリングやメイクアップサービスをしながら化粧品の販売をするという仕事内容はメーカーの正社員と変わりません。

派遣の業務内容の実態

美容部員の経験がある場合

もし美容部員の経験がある人が派遣先で働く場合、美容部員としての基礎はできているという前提で、メーカー本社での研修はそのブランドに特化したものとなります。

研修終了後は即日、店頭で勤務できます。

美容部員の経験がない場合

美容部員の経験がない、あるいは浅い場合には基本的に即戦力にはならないことから、通常の派遣社員ではなく「紹介予定派遣」での採用がメインになります。

おおよそ6ヵ月後に、契約社員へ転籍することが前提です。

この場合、研修の内容は非常に充実していることがほとんどで、数日かけて商品の知識からメイクアップの技術、接客マナーなどを幅広く習得できます。

派遣の美容部員の待遇

派遣の美容部員の働き方は、土日祝日を含む週5日のシフト制で、実働7.5時間というところが多いようです。

ただし、契約内容によっては週に数日だけ、あるいは短時間だけ働くことも可能です。

残業はそれほど多くはありません。

時給は1,000円~1,500円程度で働く人が多いようですが、ベテランになるにしたがって時給アップが期待できます。

派遣のメリット・デメリット

派遣のメリット

メーカーの正社員に比べて初任給が高く、入社数年目の社員と同等の時給を最初から手に入れることができます。

また、契約を延長しなければ自分のタイミングで辞めることができ、再雇用も問題ありません。

派遣のデメリット

長年勤めていても昇給がないことが多く、若い女性のニーズが高いことから年齢とともに時給が下がる場合もあります。

また、正社員なら当たり前の退職金、賞与、有給休暇、各種手当、雇用保険、厚生年金、社会保険などの制度がありません(ただし派遣会社によっては、有給休暇や社会保険などを設けているところもあります)。

さらに、昇格がなく、いつ契約を切られるかわからないという不安がつねにつきまとっているのが現状です。