美容部員が勉強しなければならないこと(体験談)

執筆者:ミヤ 36歳 女性 経験年数3年

会社では基礎を徹底的に学ぶ

まず、入社してからすぐに研修があり、そこで自社製品についての勉強をします。

私が入社した頃は、約2週間、研修施設に泊りがけで朝から晩まで勉強詰めでした。

研修を終えた後も、毎月1〜2回、支社の美容部員全員が集まる勉強会があります。

内容は、シーズンごとの新製品やトレンドの勉強をする座学と、美容部員同士(相モデル)でのマッサージやメイクの実習、カウンセリングを含めた接客のロールプレイングなどです。

それだけでなく、会社の勉強会の他にも、自ら積極的に学ぶ姿勢が大切です。

たとえば美肌に良いとされる食べ物の勉強はお客さまとお話しをする上で大いに役立ちましたし、お休みの日に出かけるショップの店員さんや美容師さんとの会話にも接客のヒントがたくさんあります。

自社製品以外も知っておく

勉強するのは、自社製品だけにとどまりません。

他社の競合商品やCMで放送されている新商品、雑誌によく載っている定番商品、口コミサイトで評判の良い商品などについて、簡単な知識を持っている必要があります。

なぜならお客さまから「○○社の化粧品とはどう違うんですか?」という質問を受けるからです。とくにスキンケア商品についてよく質問されます。

このような場合、決して他社製品を悪く言ってはいけません。

悪く言わずに「他社の製品よりも自社の製品のここが良いですよ!」「あなたの好みやライフスタイルに合っていますよ!」と自社製品の魅力をアピールしなければなりません。

ある年の初夏にご来店されたOLのお客さまは、自社の美白美容液と他社の美白美容液の両方気になっていました。

カウンセリングをしていると、どうやら気になるのは美白だけでなく、エアコンの効いたオフィスでファンデーションが粉っぽくなるのにも困っているということがわかりました。

たしかに皮脂分泌が少なく乾燥しやすそうなお肌に見えます。

「どちらも美白効果が高く人気の商品ですよね。○○社の美容液はサラッとした感触。こちらの美容液はクリームのようにしっかりと保湿してくれるタイプです。」

と、2つの製品の特性を簡単にご紹介し、

「せっかく美白化粧品を使っても、お肌が乾燥していると日焼けをしやすくなってしまうのです。美白効果を高めるためにも、夏でもしっかり保湿してあげると良いですよ」

とお伝えし、実際に手の甲でしっとりなめらかな感触を確かめて頂きました。

するとお客さまはこの美容液を気に入って下さり、「今日の夜から早速使ってみます」と笑顔でお帰りになられました。

このように、自分が接客したお客さまが喜んでくださったとき、次にお会いしたときに増々きれいになられて「この前教えてくれた化粧品、すごく良かった!」という言葉を聞けたとき、今まで色々な勉強をしていて本当に良かったとしみじみ思います。