弁理士になるまでの勉強時間

「3000時間」程度の勉強が必要

弁理士試験では特許や意匠といった工業所有権に関する法令をはじめ、さまざまな専門知識の理解が必要となるため、相当の勉強量が必要になります。

試験範囲に関する基礎知識の有無や勉強方法、どれくらいの期間をかけて合格を目指すかは人によって違うため、必要な勉強時間は一概にはいえません。

ただし、ゼロの状態から勉強を始めて合格を目指す場合、一般的には合計で「3000時間」が最低ラインといわれています。

学校と自習で合格を目指す人が多い

ダラダラと3000時間勉強を続けても意味がありませんし、効率的に勉強をすることで、もっと少ない勉強時間で合格している人もいます。

効率的な勉強という面では、多くの人が弁理士試験対策講座のある予備校や専門学校、スクール等に通って学んでいます。

これらの学校では複数の講座が用意されており、試験内容をみっちりとフルで学ぶ講座もあれば、苦手分野だけ学べる講座もあるなどさまざまです。

しかし、いくら学校に通ったとしても、それだけで合格するのはほぼ不可能といえます。合格した人はみな、予備校の授業がない日でも休みの日などの空いた時間を使って自習しています。

また、弁理士試験は短答式試験、論文式試験、口述試験の3段階に分かれており、1年目に短答式試験に合格すれば翌年はその試験が免除される制度もあるため、最初から2年がかりの計画を立てて合格を目指す人もいます。

こうして計画的に勉強していくと、合格するまでの合計の勉強時間は自然と3000時間程度になる人が多いようです。先にこの数字だけ考えてしまうと気の遠くなりそうな話ですが、まずはきっちりとした勉強の計画を立てることが必要といえます。

自分一人だけで計画を立てていくのは難しいため、その点でも上手に学校を利用している人が多いようです。