バスケットボール選手の魅力

大好きなバスケットボールを仕事にできること

バスケットボール選手の最大の魅力は、大好きなバスケットボールを仕事として続けられることです。

バスケットボールは、一般に、小学生の時、クラブチームでバスケットボールを始めたり、中学校の部活で本格的に始める人が多いようです。

全国高等学校体育連盟の統計によると、高校では、男子が約9万人、女子が約6万人、合わせて約15万人がプレーしています。1学年にすると、男女合わせて約5万人という計算になります。

一方、現在、bjリーグやNBA、WJBLで、バスケットボールを仕事として続けている日本人は、男女合わせても500〜600人です。同学年でみると、推計で40〜50人ほどになるはずです。

高校時代には1学年約5万人がプレーしていますから、高校や大学を卒業しても、仕事としてバスケットボールを続けているのは、それだけでも幸せなことです。

日本代表の新しい歴史を切り開くこと

仕事としてバスケットボールを続けていると、オリンピックや世界選手権などの舞台で戦うチャンスもあります。国内リーグで活躍すれば、日本代表メンバーに選ばれ、国際大会に出場します。

とくにバスケットボールの場合、最近は世界規模の大会で不振が続いているだけに、若い世代の選手たちは、これから新しい歴史を切り開いていくことになります。

アジアでも勝てなくなった男子代表

バスケットボールの男子日本代表は、長くオリンピックに出場できていません。

1976年のモントリオール五輪まで、男子代表はオリンピックや世界選手権常連でした。10以内に入ることは難しかったですが、アジアでは常に3位以内を確保して世界規模の大会に出場していました。

しかし、1980年以降は、中国や中東勢の台頭もあり、アジアでも勝てなくなっています。オリンピックにも、1980年代以降は1度も出場できていません。

20年で2度のオリンピックに出場した女子代表

女子代表は、1996年アトランタ五輪、2004年アテナ五輪とオリンピックに出場しました。しかし、世界を相手にすると苦戦が続き、アトランタでは7位、アテネでも10位と敗れました。

かつては、1975年の世界選手権では銀メダルを獲得、翌1976年のモントリオール五輪で5位入賞を果たしています。過去の実績を思うと、女子代表も、1980年代以降は低迷期に入っているといえます。

なでしこジャパンは、澤選手たちが新たな歴史を切り開いた

女子サッカー「なでしこジャパン」の澤穂希選手が中学、高校生の頃、サッカーの日本女子代表は、オリンピックや女子W杯に出場しても予選リーグ敗退ばかりでした。

それでも、澤選手は、将来、必ず世界一になると、アメリカへ留学したり、トレーニングを工夫したり、さまざまな分野の人たちと交流して自分を磨いていました。

そして、澤選手の下の世代、宮間あや選手や川澄奈穂美選手たちが育ってくると、2008年北京五輪で4位となり、2011年女子W杯でみごと優勝。そして、2012年ロンドン大会でも銀メダルに輝きました。

世界一になると信じてバスケットに取り組む選手が必要

現在、日本のバスケットボール界は、男女とも低迷しています。だからこそ、若い選手たちに、「自分たちの世代が必ず世界一になる」という人が一人でも多く現れることが大切です。

そして、夢をもって日々の練習に取り組むことが、日本のバスケットボール界の新たな歴史を切り開いていけるはずです。

これから世界を目指すことができるというのも、バスケットボール選手の魅力の一つです。