バスケットボール選手に必要なこと

すばしっこい動きができることが必要

バスケットボール選手に必要なもの一つに、「俊敏性」があります。「俊敏性」とは、すばしっこい動きのことです。

といえば、「俊敏性が必要なのは、小柄な選手なのでは?」という人がいるかもしれません。

日本のバスケットボール界では、小柄な選手ほど、身長の低さを補うためにスピーディーな動きが必要というのが常識となっています。

世界のトップ選手は身長2メートルでも俊敏

しかし、世界のバスケットボール界を見てみると、身長の高さに限らず、俊敏性が求められています。

史上最高の選手といわれるマイケル・ジョーダン選手は、現役時代、NBAの中では、ずいぶん小柄に見えました。ポジションも、主にシューティングガードを務めていました。

ですが、マイケル・ジョーダン選手のプロフィールによると、身長は「198cm」です。NBAでは、身長が2m近くても小柄なのです。

それほど、世界のトップ選手というのは身長が高いですが、そういう長身選手たちが、スピーディーに動きまわります。

俊敏さを養うトレーニングも同時に行うことが必要

日本のバスケットボール選手が、世界で互角に戦おうと思えば、小柄な選手はもちろん、身長の高い選手でも俊敏な動きが求められます。

そのため、基礎スキルや戦術練習と同じように、俊敏性を養う練習も取り入れることが必要です。

かつて、日本のバレーボール界では、松平康隆という男子代表監督が、「すばしっこい大男を養成する」と、さまざまなトレーニングを取り入れたことがあります。

その結果、1972年のミュンヘン五輪でみごとに金メダルを獲得しました。

ミュンヘン五輪のバレーボール選手たちが取り組んだトレーニングには、逆立ちをして9m以上歩いたり、ボールに長いヒモをつけて地上1mほどの高さでグルグル回し、選手がそのボールを跳び越えたり、くぐったりというものもありました。

また、トランポリンの上でジャンプしながらボールを受けて投げ返す練習などもしていたようです。

日本のバスケットボール界でも、ジュニア世代のうちから、俊敏に動き回れるようなトレーニングを工夫して、育成していくことが重要です。