プロ野球選手の仕事内容

日本のプロ野球シーズン

プロ野球選手は「日本野球機構(NPB)」に加盟するプロ野球球団と契約して働きます。

プロ野球シーズンのスタートは2月1日。そこから11月末までが、選手が球団に拘束される期間です。選手の仕事と言えば、まず一番に思いつくのは「試合に出ること」ですが、それだけではありません。

まず、2月に入ると「キャンプ」が始まり、約1ヵ月かけて練習を行います。2月下旬から3月にかけては紅白戦や各チームとのオープン戦を行い、調整をしながら公式戦開幕に備えます。

3月下旬から10月頃までがペナントレース。交流戦含め全144試合を戦い、「セ・リーグ」「パ・リーグ」それぞれの上位3チームが、クライマックスシリーズへ進出します。そこで1位になったチーム同士が日本シリーズを戦い、いよいよ日本一が決定。

日本一のチームはアジアシリーズへ進出し、これが終わると試合はすべて終了となります。

来年の年俸を決める契約更改

11月からの約1ヵ月間は、選手にとって非常に重要な時期です。なぜなら、ここで来年の年俸を決める契約更改交渉、いわゆる「契約更改」が行われるからです。この年の成績と活躍によって年俸がアップすることもダウンすることもあります。

選手の要求と球団側の提示金額が折り合わない際は、何度も交渉を重ねることになります。また、若手選手は秋季キャンプに参加して実力アップに努め、シーズンを締めくくります。

シーズンオフ

12月と1月がプロ野球選手の「オフ」になりますが、年末ごろになれば「自主トレーニング」に励む選手が目立ちます。この時期は寒いので、グアムなど海外の暖かい場所に行ってトレーニングを行う選手も。

この時期にどれだけ身体作りができるかによって、2月のキャンプにスムーズに入れるかどうかが決まることもあって、多くの選手が自主トレに打ち込みます。

ファンサービスも大事な仕事

各球団は、観戦チケット代金や関連グッズ販売の収益で経営を成り立たせているため、お客さまを集めるためにファンサービスを重視しています。キャンプ中、試合前、移動中など、お客さまと触れ合えるタイミングには、できるだけサインをするよう選手に指示している球団も多いです。