プロ野球選手になるための高校の選び方

甲子園常連校は、スカウトの注目度も高い

プロ野球選手になるためには、甲子園常連校に入る方が有利と思っている人が多いかもしれません。

たしかに、甲子園常連校は注目度も高く、スカウトに試合や練習を見てもらえる機会が多いです。さらに、甲子園で活躍すれば、それだけアピールにもなります。

しかし、甲子園常連校でなければプロ野球に入れないかというと、そうではありません。

能力の高い選手は、どんな高校でもドラフト候補になる

高校野球では、秋、春、夏と1年に3度、地方大会が行われます。そこで飛び抜けた活躍をしたり、能力が高い選手は、たいてい話題になります。

プロのスカウトともなれば、全国各地に知り合いがいて情報を集めています。また、能力の高い選手は新聞や雑誌にも取り上げられます。

さらに、これだけインターネットが発達していると、どこかで話題になり、野球ファンの間で話題になると、スカウトが足を運んで直接見ることもあります。

県大会の1回戦や2回戦で負ける無名の高校でも、能力の高い選手がいれば、プロのスカウトが見に行きますし、ドラフトで指名されることもあります。

甲子園常連校も無名校も一長一短がある

甲子園常連校は、部員が多く、レギュラー争いはもちろん、ベンチ入り争いなど競争が大変です。その一方、施設が整っていたり、高いレベルの選手たちと競い合って上達することができます。

それに対して無名校は、部員が少なく、試合に出られる可能性が高い一方、施設が整っていなかったり、雰囲気がのんびりしていることも多いです。

ここで野球をしたいと思える高校が一番

肝心なのは、自分自身が、どの学校の雰囲気や指導なら、一番力を発揮できるかどうかです。試合や練習を観に行って、ここで野球をしたいと思える高校を選ぶのが一番です。

ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手は、兵庫県から北海道の駒大苫小牧高校に進みました。

甲子園で駒大苫小牧高校のノックや試合を見て、当時の香田監督の下で高校野球をしたいと思ったのがきっかけだったそうです。

多くの高校で、夏休みや9月ごろ、部活の体験日を設けています。気になる高校があれば、そういう機会に練習に参加し、監督やチームの雰囲気、指導ぶりなどを実際に確かめてみるといいでしょう。