プロ野球選手の引退後の生活

引退後の人生は長い

プロ野球選手の現役引退時期は、一般企業に属するサラリーマンの定年退職よりもずっと早いです。40歳を過ぎれば「大ベテラン」と言われ、少しずつ引退する選手が増えてきます。もっと若くても、身体の衰えやケガによって現役引退する選手も決して少なくありません。

2012年に日本野球機構が行った調査結果では、「若手プロ野球選手の7割以上」が引退後の生活に不安を抱えていたのだそう。ここでは、現役引退後の生活をいくつかご紹介していきます。

高校野球の指導者

引退後の生活としては、まず、高校野球の指導者が挙げられます。

これまで、元プロ野球選手が高校野球の指導者になるためには、教員免許を取得したのち、通算2年以上の教諭経験を持たなければならないという決まりがありました。

しかし、2013年7月からは教員経験がなくても指定の研修会を受講するか、教員として高校に採用されることで、指導者の資格が得られるようになりました。

そのため、今後は元プロ野球選手が高校野球の指導をするケースも増えていくものと予想されています。

解説者、評論家

次に、試合の解説者や評論家です。試合のテレビ中継やスポーツ番組で解説を行ったり、自身の経験に基づいて新聞で評論文などを書いたりします。

一般企業と違い、これらの仕事には定年がありませんので、長く続けることができます。しかし、年配のベテラン解説者もたくさんいますので、競争率は高めです。また収入も仕事量によって変動します。

コーチ、監督

そのままコーチになる人もいます。コーチも投手コーチや守備・走塁コーチ、打撃コーチなどさまざまですが、現在各球団で活躍しているコーチの経歴を見ると、かつては選手として第一線で活躍していた人が多いのがわかるでしょう。