プロ野球選手に必要なこと

プロ野球選手になって活躍することを目標にする

毎年、プロ野球の世界には、育成選手も含めて100人前後が入団します。しかし、そのうち、第一線で活躍できるのは10人前後です。

プロ野球のあるスカウトが、「プロ野球選手になるのが目標という選手は、プロ野球選手になれてもあまり活躍できない」と言っていました。

「プロ野球選手になるのが目標」では、プロ野球選手になった時点で満足してしまうからです。

そのスカウトは、「プロ野球選手になりたい人は、プロで活躍することが目標という高い目標を持ってほしい」と話していました。

日常的に努力できる習慣が身についていること

現実に、新人選手の中でも、藤浪晋太郎投手(阪神タイガース)や大谷翔平選手(北海道日本ハムファイターズ)のように1年目から1軍で活躍できるのは、ほんの一握りです。

ほとんどの選手は、2軍での厳しい練習を乗り越え、1軍で活躍するまでに3年以上かかります。

プロ野球選手に必要なことは、プロ野球選手になってからも、さらに努力できることです。ドラフト指名されるのは、全員が、スカウトから野球の能力や才能を見込まれた選手たちです。

その中で生き残ろうと思えば、むしろプロ野球選手になった後こそ、練習に打ち込まなければ、1軍では活躍できません。

小学生や中学生の時代から、素振りでも、ランニングでも、腕立て伏せや腹筋運動でも、努力をする習慣をつけておくことが大切です。

素振りを100回とか、腹筋運動を寝る前に30回とか、無理のない範囲で毎日か、1日おきでもしっかり続けられるようにしておきたいものです。

自分の特徴を活かしたスタイルを考えること

アマチュア時代に、ホームランをたくさん打っていた選手でも、プロ野球選手になると、ホームランをほとんど打てなくなることがあります。

また、アマチュア時代には直球で打ちとれた投手が、プロ野球に入ると、なかなか直球では打ちとれなくなるケースもあります。

大切なのは、プロ野球界での自分の力を知ることです。ホームランが打てないと悩んだり、落ち込んでいるのではなく、では、どんなバッターになればいいのか考えることです。

足の速さを生かしたバッターになるのか、ホームランは打てなくても、強い打球で外野手の間を抜くようなバッターになるのか、バントやヒットエンドラン、進塁打などつなぎ役の選手になるのか。

自分の特徴をよく考え、自分ならではの選手になれるように努力していくことが必要です。

これは、ピッチャーでも同じです。

対戦相手を研究して対策を練ること

プロ野球で、ピッチャーとバッターは、繰り返し何度も対戦します。とくに同じリーグに所属していれば、対戦回数も多くなります。

その一方、野球選手には、得意、不得意、好き、嫌い、さらに癖など、必ず傾向があります。その傾向を頭に入れることで、ピッチャーを打ち崩したり、バッターを抑える確率を高めることができます。

最近は、データとして、ピッチャーやバッターの傾向が詳しく分析されています。また、自分の感覚で、相手の狙いを察知することも大切です。

いずれにしろ、対戦相手を研究して、しっかりと対策を練ることが重要になってきます。