バリスタの現状と将来性

バリスタの認知度は高まっている

長くゆるやかに続くコーヒーブーム、さらには欧米風のカフェの店舗が増え、いまやバールをはじめ、カフェやレストランでもバリスタが活躍する姿が一般的に見られるようになりました。

実際、バリスタの求人はひと昔前に比べてずっと増えているようです。

また、バリスタのライセンス取得者や、国内外のバリスタ大会で入賞経験を持つバリスタが在籍している店舗には、連日大勢のお客さまが一流の「味」を求めて訪れるようです。

今、バリスタは、日本でも飲食業界における職業のひとつとして高く認知されているといえるでしょう。

バリスタとして何を目指していくのかが重要

一方、バリスタの本場イタリアとは異なり、日本の場合はたとえ「バリスタ」という名称であっても、さほど専門性が問われず、単なる「いちカフェ店員」としての業務範囲に留まるようなケースもあるようです。

もし一人前のバリスタを目指して就業先を探す差には、そうしたことも念頭に置いたうえで、自身が目指すバリスタ像に近づける職場を選択していくことが重要だといえるでしょう。

また、バリスタは一生雇われで働く人もいますが、上を目指せば目指すほど、「いずれは自分の店を出したい」という気持ちが高まっていくようです。

理想とする味やサービス・接客を追求したいというのは、一流を目指していくバリスタにとって自然なことかもしれません。

しかし、大小個性さまざまなカフェが乱立するなかで、バリスタの店が成功する確率は決して高くないといわざるを得ないのが事実です。

もし独立開業するのであれば、経営者としての側面が求められるため、エスプレッソやコーヒーを淹れる腕前だけでは、なかなかうまくいかないことも出てくるでしょう。

そうした点では決して楽な仕事とはいえませんが、この仕事は一般的なオフィスワークの会社員のように「定年」で終わりを迎えるものではありません。

自分の考え方次第で、いかようにも活躍の場や仕事の可能性を広げていけることは、バリスタとしての最大の魅力でしょう。