バリスタに向いている人、適性

イタリア発祥の「バリスタ」ですが、日本でも徐々に知名度が上がり、バールやカフェなどで活躍する姿を直接見られる場も増えてきました。

その格好良い仕事ぶりに憧れる人は多いようですが、他のプロフェッショナルと同様、一流になるためには大変な修行を積まなくてはなりません。

さて、ここではバリスタに向いている人はどんな人なのかご紹介します。

コーヒーに対する強い情熱

コーヒーは、たとえ同じ豆でも焙煎方法の違いはもちろん、その日の気温や湿度によっても味が変わるといわれています。

バリスタは、それだけ繊細なものを扱えるだけの知識と技術を持っていなければなりませんし、スキルを磨くためには勉強を続ける必要があります。

バリスタになれば、毎日朝から晩までコーヒーのことを考える生活が続くからこそ、心から「好き」でなければ、仕事そのものが嫌になってしまうかもしれません。

ですから、バリスタを目指す人にとって「コーヒー好き」であることは絶対条件といえます。コーヒーのことをどこまでも突き詰めたい気持ち、情熱が問われる職業です。

人と接することが好き

バリスタはコーヒーを熟知していなければならない、ということが前提ではありますが、決してコーヒーの研究員ではありません。

バリスタはおいしいコーヒーを淹れるとともに、「接客のプロ」としての役目も求められます。

黙々とコーヒーに向き合うのではなく、「コーヒーを通じて人を喜ばせたい!」「笑顔になってもらいたい!」という気持ちが必要とされます。

そのためには、まず人と接することが好きであることはもちろん、周囲の人が求めているものを的確に掴む力を持っていたり、サービス精神旺盛な人のほうが向いているといえるでしょう。

勉強熱心

バリスタの専門学校やスクールでは、バリスタになるための基礎的なスキルを学ぶことができます。しかし、コーヒーの味や豆の種類には流行がありますし、新しいものも次々と出てきます。

コーヒーの抽出技術を磨き、エスプレッソマシンの扱い方に慣れ、自分の思うがままの1杯を淹れられるようになるためには、長い時間をかけて鍛練を重ねなければなりません。

覚えることや追求すべきことが多いからこそ、学校で習ったことだけで満足しているようでは一流とはいえません。

常に最高のものをお客さまに提供するため、バリスタになってからも「日々勉強」の気持ちを忘れずに、限界なき成長を目指し続ける必要があるのです。

教科書で習うだけではなく、自分の舌で確かめたり、コーヒー豆の産地に赴いて現状を勉強したりと、「コーヒーのためであればどんな行動も厭わない」という人は、バリスタに向いているといえるでしょう。