バリスタの修行

バリスタの修行の場

現在、日本のトップバリスタとして活躍する人の大半は、全国各地のコーヒー店やバールの名店、あるいは海外諸国で修行した経験を持っています。

「バリスタ」という職業が一般的になったとはいえ、日本のバリスタ文化はまだまだ欧米に比べれば歴史が浅いです。

ですから、バール文化が根付いている海外でバリスタに必要な知識・技術を学ぶことは、非常に有意義な時間となるでしょう。

海外での修行を考える場合、最も代表的な国はエスプレッソの本場イタリアですが、どのようなスタイルのバリスタを目指したのかを考えることも重要です。

「エスプレッソ」を主体に提供するイタリアのバリスタなのか、それともミルクと合わせたエスプレッソやフレーバーコーヒーなど、日本でもなじみ深いものとなったシアトル系のバリスタを目指すのか。

その方向性によっては、何も修行場所はイタリアだけでなく、アメリカ西海岸、もしくはフランスなどイタリア以外のヨーロッパ諸国という可能性も出てくるでしょう。

修行で身につけること

豆の知識や焙煎・管理方法、エスプレッソマシンの扱い方や手入れ方法…バリスタが学ぶべきことは膨大です。

エスプレッソは湿度や気温によって微妙に変化する繊細なものであるため、思うような味を安定して引き出せるようになるまでには、相当の修行時間がかかるといわれています。

また、バリスタはカウンター内での振る舞い方、お客さまとの接し方など、接客面までハイレベルにこなすことが求められます。

お客さまが居心地よく過ごせる空間を創るために何が必要なのか、そういったことを学ぶのも修行の大事な目的です。

さらに、将来的には独立して自分がオーナーとして店を持ちたいのであれば、経営について学べる環境を見つけることも重要です。