バリスタに求められるもの

お客さまを惹きつける「個性」と「表現力」

エスプレッソをはじめ、店で提供するドリンク・フードに関する正しい知識と技術を持つことは、バリスタとして絶対に必要なことです。

しかし、さらに上のレベルを目指していくのであれば、プラスアルファとして「個性」や「表現力」が不可欠なものとなります。

一流バリスタには、独特のオーラがあります。コーヒーに対する情熱を内に秘め、「他の人には負けない」といった自信も背負っています。

こういったプロ意識は、個の力が求められるバリスタにとって欠かせないものだといえます。

しかし、ここで気を付けたいのは、自分の世界を追求するあまり「自己満足」になってしまうことです。

あくまでも「お客さまを喜ばせること」がバリスタの役割。技術を磨くのも、知識を得るのも、お客さまためなのだということを忘れてはなりません。

限界なき「向上心」と「探究心」

トップバリスタは、挑戦することを惜しみません。競技大会などにも積極的に出場し、世界で活躍するバリスタたちと肩を並べられるように日々鍛錬しています。

もちろん、そこで入賞を果たせば実力が認められたことになりますし、その後のバリスタ人生に大きな影響を与えるでしょう。

しかし、最も大切なのは実績や肩書以上に、今よりも上を目指そうという「向上心」と、コーヒーのことをもっと学び、バリスタ道を極めたいという「探究心」です。

コーヒーのクオリティと、バリスタの人間性や技術。

この両方が相まってこそ本当に素晴らしい一杯が生まれます。自分の考え方次第でどこまでも追求していける仕事だからこそ、「現状不満足」の精神で仕事に向き合う姿勢が大切なのです。