バレエ留学の注意点

日本人は1歳幼い

 
海外のバレエ団で踊りたいと希望する人は、バレエ留学を検討していることと思います。

多くの夢を持ってバレエ留学し、コツコツとまじめに練習し、海外のバレエ団に就職した人もいれば、挫折して帰国し、バレエから離れてしまう人もいます。

日本の子供は世界水準からみて精神的にも身体的にも約1歳幼いとよく言われます。

海外では多くの国で、子供の頃から将来への現実的な展望を持ち、それに向かって努力し始めるものですが、日本では高校生の最後の1年になる頃に、将来のことを現実的に考え始める人が多いようです。

そして留学する場合、このことをしっかり自覚しておくことが、挫折しない為のポイントの一つです。

留学するための心構え

 
海外の国立のバレエ学校に編入した場合、周りの生徒は厳しい入学試験に合格し、毎年度おこなわれる進級試験で及第点を取った優秀な子供達です。身体の条件も完璧です。

彼らは徹底した基礎訓練を受けた上でテクニックをつけてきているので、日本から留学した場合、自分との格差にショックを受けることもあるかもしれません。

また、バレエ学校によっては、現地の生徒と同じクラスを受講させてもらえず、日本人だけのクラスの受講となったり、寮を分けられたりと、留学生と現地の生徒との差別化を図っている学校もあります。

それは、技術のレベルに差があったり、言葉の問題があったりするからです。けれども、海外で踊っていきたいと思っているなら、そうした厳しい現実は一生ついて回ります。

それを乗り越えてでも、絶対にすばらしいバレリーナになる!という強い意志が必要です。

費用について

 
ここ数年、バレエ留学者が増加しているため、多くの旅行会社がバレエ留学のコースを設定しています。そのようなコースは直接留学するよりも年間にして100万円近く余計に費用が増えることがあります。

事前によく調べ、もし所属教室の先生が直接手配してくれるのならば、相談してみましょう。

直接コンタクトを取って審査のためのビデオを送るなどして留学を決めた場合、バレエ学校によっては、学費、寮費、渡航費を合計しても、日本で高校に通う場合の学費、教材費、定期代、バレエの月謝や発表会費用の合計より年間にかかる費用が安い場合があります。

外貨のレートによっても変わりますが、国内、海外でどんな費用がかかるのかを洗い出し、比較してみるとよいでしょう。