ベビーシッターの就職・求人募集状況

「登録制」のスタッフとして働く人が多い

ベビーシッターは、日本ではまだ歴史の浅い職業の一つであり、職業としての社会的地位は現在進行形で高まりつつあるという状況です。

そのため、現在のところ、正社員として働ける職場がそこまで多いわけではありません。

民間の託児施設など、幼稚園や保育園に代わって保育サービスを提供する企業も増え始めているものの、実態としては派遣社員の形でベビーシッター会社に登録をしたり、アルバイト・パートとして、お客さまから仕事の依頼が入ったときだけ働くというケースが一般的です。

また、ベビーシッターを依頼するお客さま側も、「1日に3時間だけシッターをお願いしたい」「土日の午前中だけ来てもらいたい」といったように、さまざまなニーズを抱えています。

こうしたことから、一般的な企業に勤務する場合のようにフルタイムで働くよりは、お客さまの希望に合わせて柔軟に動けるベビーシッターが求められることが多くなっています。

未経験者OKの会社は増えている

多様な個性を持つ子どもの世話をするベビーシッターは、保育や育児の経験が必要とされる仕事です。

しかし、需要の急激な拡大により、最近では未経験者を積極的に採用するベビーシッター会社も増えているようです。

各社では、ベビーシッターが現場に出る前に自社で研修を行い、仕事の進め方などを指導しています。

また、慣れないうちは先輩スタッフと一緒にお客さまのご自宅へ向かい、子どもと接するなど、現場でスキルアップしていくケースもよく見られます。

実力と経験がモノをいう仕事でもありますが、アルバイト・パートや派遣社員の募集は頻繁に行われています。

ベビーシッター関連のサービスを提供する会社も増えつつあるため、雇用形態にこだわらなければ、都市部においては働き口は比較的簡単に見つかるでしょう。

有利に働きたいのなら国家資格を取得する

ベビーシッターの仕事そのものに関していえば、現在のところ公的な資格は存在しません。

しかし、ベビーシッターの業務の性質上、保育や幼児教育などに関する専門知識がおおいに生かせるため、「保育士資格」や「幼稚園教諭免許状」を持っていると、就職時に優遇されるケースが多くなっているようです。

優遇というのは、たとえば正社員としての就職先が見つけやすくなったり、もしアルバイト・パートや派遣として働く場合でも資格手当が上乗せさせ、未経験の人にだいぶ差をつけて働けるといったことがあります。

また、お客さまにとっても「有資格者」であることは安心材料の一つになります。いずれ独立開業をしたいという場合にも、お客さまからの信頼を集めやすいでしょう。

保育士や幼稚園教諭になるためには特定の学校で学ぶなどして、国家資格の受験が必要になりますが、時間やお金に余裕がある場合は、これらの資格取得を目指すことも視野に入れるとよいかもしれません。