ベビーシッターの保険

団体保険がカバー

雇用形態を問わず、ベビーシッターとして事業所に登録された上でシッティングを行っている場合、会社が加入している団体保険が適用されます。

具体的には

・公益社団法人日本看護家政紹介事業協会が設ける「ベビーシッター賠責」
・公益社団法人全国保育サービス協会(ACSA)「保育サービス業総合保障制度」

などがあり、業務中に子どもにケガをさせたり、物を壊したりした場合に、その損害について補償を受けることができます。

ベビーシッター業を営む会社は万が一に備えてこういった保険に加入していることはほぼ間違いありませんが、念のため、就職時には確認しておくことが望ましいといえます。

ベビーシッターの個人保険

前項で挙げた団体保険の適用が受けられればあらためて個人で保険に加入する必要はありません。

ただしフリーランスでシッティング業務を行う場合は保険の加入も当然個人で行う必要が出てきます。

2016年からフリーのシッターにも義務付けられるようになった都道府県への届け出の際も保険の加入の有無を確認されることが多いようです。

また厚生労働省もベビーシッター利用の際には保険に加入しているかどうかを必ず確認するように呼びかけています。

賠償責任保険に入っていなければシッティング業務を行えないといっても過言ではないのです。

扱う保険会社は限られている

ベビーシッターの最も重要な責務は子どもの安全を守ることです。

ただ、どんなに気をつけていても万が一ということはありえます。

そんな時に我が身を守ってくれるのが賠償責任保険。ただし個人では非常に入りにくいのが実状です。

さらにベビーシッター業の特性を十分にフォローできる保険を個人で判断することは難しいため、必ず詳しい人に相談しながら、加入する保険を決定しましょう。

損害保険に入っていれば問題ない?

フリーでベビーシッターをしている人の中には一般的な損害保険に入っているだけで安心している人もまれにいるようですが、これは大いなる勘違いといわざるをえません。

というのも一般的な損害保険の場合、業務がらみの事故を免責にしているからです。

そのため、損保をベースにした特約保険をつける必要があります。

これはエステティシャンやネイリストなども同様です。必ず保険の専門家の助言を受けるようにしましょう。