ブランドイメージに合うスタイルが基本
アパレル店員は、他の職業と比べても、髪型やメイクなどの自由度は大きめといえるでしょう。
しかし、すべてのショップやブランドで自由というわけではなく、実際には
細かな規定があるところも珍しくありません。
また、いくら規定がないショップで働く場合でも、あまりに奇抜な格好をしていると、店員としてふさわしくないと見られてしまうこともあります。
アパレル店員としての就業前には、髪型やメイク、ネイルについて勤務先によく確認しておくか、周囲のスタッフの様子をチェックしてみるとよいでしょう。
髪型について
アパレル店員の髪型は、若者向けブランドであれば、自由であることが多いです。
カラーリングも細かな規定はなく、茶髪であっても働けるショップは多々あります。
ただし、キャリアやミセス系のブランド、百貨店に入っているブランドの場合、明るすぎる髪型はNGとされているところが多いようです。
実際、ほとんどの店員が黒色か、カラーをしていても濃茶程度にとどめているような場合もあります。
勤務先によって自由度はだいぶ異なりますが、お客さまに不快感を与えないような、清潔感ある髪型を心がけたほうがよいでしょう。
メイクについて
アパレル店員のメイクについては、一般的にさほど厳しく問われません。
まったく規定がないショップやブランドもありますが、ノーメイクは不可と考えておいたほうがよいでしょう。
アパレル店員は自社ブランドの洋服を着用して店頭に立つため、メイクについてもそれだけが特別に浮くことのないよう、、ファッションの一部としてトータルコーディネートすることが大切です。
また、長時間売り場に立って接客をすることになるため、メイク崩れには気を付ける必要があります。
ネイルについて
アパレル店員は、お客さまに見られる仕事であり、手元についてもしっかりとケアをしておくことが大切です。
ただし、業務で商品を畳んだり、レジを打ったリ、伝票を書いたりと、手先を使うことも多くあるため、ネイルの長さはあまり長くないほうがよいでしょう。
ストーンを付けるなど派手なネイルアートは、商品を傷めてしまうおそれがあることから、ショップやブランドによってはNGとなっています。
ネイルをしない場合でも、手入れをせずにガサガサになっている手はお客さまに不快感を与えてしまうこともあるため、クリームやオイルで手入れをするなどのケアはしておいたほうがよいでしょう。