あん摩マッサージ指圧師になるための費用・学費

養成学校の学費

あん摩マッサージ指圧師になるには、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得する必要があります。

この国家試験の受験資格を得るためには、あん摩マッサージ指圧師の養成課程で学ばなくてはなりませんが、養成学校は全国で約20校程度となっています。

そのほとんどが専門学校であり、そこで3年間の課程を修了することで国家試験の受験資格が得られます。

専門学校によって学費は異なりますが、入学金および授業料については3年間の合計で300万円〜500万円程度が相場となっています。

入学時には、入学金や初年度の授業料等で、150万円〜200万円程度が必要になるケースが多いようです。

また、夜間部の学校では、昼間部よりも若干授業料が低く設定されていることが多いようです。

学費以外にかかる費用も

あん摩マッサージ指圧師の学校では、先に挙げた授業料や入学金に加え、「諸経費」は別途かかるケースが多くなっています。

たとえば、教科書、白衣、鍼道具等にかかる費用です。学校によって異なりますが、3年間で10万円前後はかかると見ておいたほうがよいでしょう。

場合によっては30万円程度かかることもあるようです。また、同窓会費や校友会費として、さらに数万円が必要となる学校もあります。

これらの費用としては、卒業までに20万円~50万円程度と見ておけばよいでしょう。

さらに、国家試験を受けるとなれば、受験料が1回の試験あたり11,600円(平成27年現在)必要になります。また、自分で勉強をするために専門書を購入すれば、その分のお金もかかってきます。

国家資格を得るまでには、最低でも500万円程度の費用がかかると考えておいたほうがよいでしょう。

ダブルライセンスを取得する場合

あん摩マッサージ指圧師の養成学校では、同時に「はり師」「きゅう師」の資格取得を目指せるところもあります。

「あん摩術」に加えて、同じ東洋医学の手技である「はり術」「きゅう術」の知識や技術を身につけることで、施術の幅を広げることが可能になります。

このような学校の多くは、あん摩マッサージ指圧師の養成課程の学費にプラス100万円程度で、はり師、きゅう師の同時取得が目指せます。

あん摩マッサージ指圧師だけを目指す場合の学校と、あわせてはり師・きゅう師も目指す場合の学校では、学費にさほど大きな差がありません。

あん摩マッサージ指圧師と、はり師、きゅう師の資格試験は共通科目も多いため、同時に学ぶことはさまざまなメリットがあるといえるでしょう。

また、はり師ときゅう師の資格まで取得しておくことで、キャリアの幅が広がりやすくなるという良さがあります。

こういったことから、3つの試験の受験資格を同時に得られる学校に進学する人が多くなっているようです。

ローンや奨学金制度を利用する

養成学校によっては、学生ローンや、奨学金の制度を設けているところもあります。

あん摩マッサージ指圧師になるまでには大きなお金が必要となりますが、費用面で進学することをためらっている人は、こうした制度がある学校を探してみるのも良いでしょう。