アクチュアリーになるための学校(出身大学、学部、学歴)

アクチュアリーと学歴

アクチュアリーになるためには、公益社団法人日本アクチュアリー会が実施する「アクチュアリー資格試験」に合格し、準会員を経て、正会員として認定される必要があります。

ただし、準会員になるまでに8年程度、正会員になるまでには10年ほどかかることが一般的となっているため、多くの人はまず生命保険会社や損害保険会社等に就職し、アクチュアリー関連業務に携わりながら資格取得を目指して勉強しています。

なお、この試験は最も早くて「大学3年生(4年制大学において、休学期間を除き2年以上在学し、かつ62単位以上の単位を修得した学生)」から受験が可能となっているため、基本的には大学に進学しなくてはなりません。

また、試験内容は専門知識を要するものとなっているため、大学などで数理関係に触れているほうが合格には近づきやすいかもしれません。

ただし、なかには文系出身者のアクチュアリーも存在しますし、必ずしも理系でなくてはアクチュアリーになれないというわけではありません。

難関大学を出るほうが有利?

アクチュアリー候補生を募集する企業では、基本的に大学名や学部、専攻等を問うことはありません。

ただし、実際には、東大や京大を筆頭に、東工大、早大、大阪大など、超難関大学の出身者が採用されるケースが多く、業界の中でも超一流とされる企業では、採用するのは東大生がほとんどということもあるようです。

公言されているわけではありませんが、現在のところ、アクチュアリーは学歴が重視される傾向にあるといえそうです。

大学在学中に、アクチュアリー採用試験(1次試験)の5科目のうち、1〜2科目程度は合格したうえで、アクチュアリー候補生として就職する人も増えているようです。

こうした厳しい状況やアクチュアリー試験の難易度を踏まえても、学生時代にアクチュアリー業務に関連する内容を学んでおくに越したことはありません。

理学部の数学科、数理学科に在籍したり、確率論や統計学を専攻する研究室に所属していたという人が多いようです。

また、アクチュアリー志望者は大学院まで進み、より専門的な研究を続けてから就職する人も比較的多いとされています。